第21回「立命学」！！

ここ最近、人生＝生き方について考えさせられる出来事ばかりが、周辺で起こる年齢となってきました。お若い方々には何のことかさっぱりだと思います。当の院長もまだ若いと言われてた時はつゆほどにも思いませんでした！！不思議なものです、周りの大切な人達が居なくなって歳になってくるといやが上にも考えざるを得ません。運命とは何だろうと思った時に、ふと手にとった本が「易と人生哲学」安岡正篤さんの本でした。書庫に長年眠っていましたが、ようやく手にする気になったのです。易と言うと占い師が適当に当てるヤツだろうと思っていましたが、易=易学=易経のことで中国の重要古典四書「大学・中庸・論語・孟子」五経「易経・書経・詩経・礼記・春秋」の中のもので儒教の経典である。この易経でこの意味が、変化・不変・人間が意識的・自主的・積極的に変化していく化成という３義だそうです。宿命、運命とよく言いますが、全く違う意味になり、宿命は受け止めて変化しないもの、運命は受け止めて意識的に変化し続けること＝立命だそうです。東洋思想も奥がやはり深そうです。自我をやめ真我となる。そうなる人生を全うしたいと考えています。戻る