矯正治療のお話ー顎間ゴムについてー 上牧町 五位堂 歯医者
皆さまこんにちは!かつらぎ歯科医院の歯科助手です。
今回は「顎間ゴム(エラスティック)」についてご紹介させて頂きます。
【顎間ゴムとは】
顎間ゴムとは、ゴムの力を利用して、上の歯と下の歯の噛み合わせを整えていく装置です。
最初はゴムが掛け辛かったり、しゃべり辛かったりしますが、徐々に慣れていきます。
【使用時間等】
食事、歯磨きの時を除いて1日中(24時間)使ってください。
ゴムの力はとても弱いものです。毎食後新しいゴムに交換してください。
【痛みについて】
使い始めは歯が痛むことがありますが。毎日使い続けていると治まってきます。
顎の関節に痛みが出た時は使用を中止して、一度ご連絡ください。
【歯の移動の特徴】
歯は、骨を押しのけて移動するわけではありません。
歯を移動させる力をかけ続けると、押された側の骨が少しづつ溶けて歯が移動します。
骨が溶け始めるためには準備の時間が必要なので、最初の10時間ほど歯は全く移動しません。その後少しづつ移動を開始します。
力を掛けるのをやめると、骨も歯も元に戻ります。
その後再び力をかけても、また数時間歯は移動しません。
ですから、使ったり使わなかったりだと、何カ月経っても歯は移動しません。つまり治療が先に進みません。
矯正装置で歯を移動させるには、力をかけ続けることが必要です!
※ゴムがなくなったり、かける場所がわからなくなったり、ゴムを掛ける装置が外れたりしたらお電話でお知らせください。
ご興味のある方はお気軽にスタッフまでお声掛けください!
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