歯ぐきにプツっとできものが…その正体とは?
こんにちは!
奈良県北葛城郡上牧町にあるかつらぎ歯科医院の田仲です。
今回は「歯ぐきにできものらしきものできてしまった…」と、お悩みの方のために
なぜ歯茎にできものができるのか、その原因をご紹介したいと思います。
歯ぐきにできものができてしまった…という方にお役に立てていただければ幸いです!
歯ぐきにできものが…こんな症状ありませんか?
さっそくですが、歯茎にプツっとできものができた経験はありませんか?
歯ぐきのできものは、ニキビのように、白いできもので根っこのあたりにできます。
痛みはないことが多いのですが、体調が悪かったり疲れがたまったりすると痛くなってしまうことも。
指で押すと膿が出てくることもあります。
できものの正体とは
歯ぐきにできたできものの正体とは、根の先に溜まった膿の袋の出口です。
虫歯や外傷で神経が死んでしまったりすると、歯の根の先に膿が溜まります。
その膿の出口が歯茎にできたものが、できものの正体です。
根の先に膿が溜まるとでき、破れて膿を出します。出し終わると無くなり、また溜まると出てきます。
原因はなに?
歯茎にできものができる原因は・・・
このようなことが考えられます。
・虫歯が深くまで達し、神経が死んでしまった
・外傷で神経が切断されて、神経が死んでしまった
・歯の根が割れている
・歯周病
などなど
放置しておくとどうなるの?
では、そのまま放置しておくとどうなるのでしょうか?
根の先にたまった膿の袋は、大きくなり、周りの歯の根や根のまわりの骨を溶かしてしまいます。
長期間そのままの状態が続いた場合、根の治療だけでは改善が難しくなってしまい
治療する場合には根の一部を取る必要が出てきます。
早めの治療をお勧めいたします
できものができると、痛みがほとんどないのですが、違和感はあります。
疲れたり、寝不足で体の免疫が下がった時に、腫れや痛みが出ることがあります。
ほとんどは自然には治らないものです。
体の生体防御反応の一つで、治療をしなければいけないサインでもあります。
ですので、お口の中にできものみたいなのがあるなと感じたら
すぐにかつらぎ歯科医院へご相談ください!!