歯ぐきに傷💦
皆さま、こんにちは!
奈良県北葛城郡上牧町、広陵町、香芝市エリアにあるかつらぎ歯科医院の田仲です。
歯をきれいにしたい!虫歯になりたくない!と一生懸命力いっぱい歯みがきをしてしまい、歯ぐきを傷つけてしまっている方へ
この記事では、歯ぐきに優しい歯みがき方法をお伝えします!
新年を迎え、歯ブラシも新しくして、今年もお口のケアをしっかりとしていこうと思っていたところ、奥の方の歯ぐきが痛むのです。
実は頑張って歯磨きをしているうちに力が入りすぎてしまっていて、歯ぐきに傷ができていました😢
皆さまもこんな経験はありませんか?
歯茎に傷ができてしまう原因として考えられること
歯をきれいにしたい、虫歯になりたくないという一心でおこなっていた歯磨きで、思わぬトラブルを招いてしまうことがあります。
考えられる理由としてあげられるのが「磨きすぎ」です。その他には
・硬めの歯ブラシが好きで使用している
・強い力でゴシゴシ磨いている
・歯磨き中や歯みがきの後に、歯や歯ぐきに刺激を感じることがある
・歯ブラシの毛先がすぐに開いてしまう(2週間くらい)
例えばこのようなことが思いあたる方はごしごしと力任せにブラッシングする、磨きすぎの状況「オーバーブラッシング」になっている可能性がありますので、注意が必要です!
オーバーブラッシングでは歯茎を傷つけてしまうのです。
せっかくブラッシングしているのに、逆に歯茎を傷つけてしまっています。
お口の中の状態は目で確認しずらいところがあったり、傷がついているのかわかりにくいところがあります。
健康的な歯肉はピンク色をしています。強い力の歯磨きで歯ぐきが炎症を起こしているところは赤みがあったり、上皮がなくなって色が変わっていることがあります。
小さな傷であっても、毎日の歯磨きで頻繁に傷がついてしまうのは歯肉にとって大きな負担となります。
歯のためにと思って頑張りすぎると逆にオーバーブラッシングとなり、歯や歯肉を痛めてしまいかねません。とはいえ、毎日の歯磨きは虫歯や歯周病を予防するためにとても重要です。
歯茎に傷ができた時の対処法
歯茎が傷ついてしまうと、その傷口から細菌が入り込み、歯茎が腫れてしまったりします。
市販の口内炎の塗り薬を塗って、傷口を保護してあげるのも一つの方法です。悪化すると化膿し、歯茎の内側に膿が溜まる可能性もあります。
痛みが強い場合には、歯科医院を受診しましょう。
歯茎に傷がつかないブラッシング方法
ブラッシングの力加減と持ち方
歯ブラシの毛先が広がらない程度の力で磨きましょう。
強すぎると歯や歯肉を傷める原因となりますし、歯ブラシの寿命も短くなってしまいます。
歯ブラシは鉛筆のように持つと、余計な力が入りにくいため、歯茎を傷めにくくなります。
お年寄りや握力が弱い方は握って持った方がしっかり持てますので、自分に合った持ち方を選びましょう。
場所によっての磨き方
●前歯の表側
歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを当て、歯肉をマッサージするイメージで2~3mm程度、小刻みに動かして磨きます。
●前歯の裏側
歯ブラシを縦に当てて、汚れをかき出すように磨きます。
●奥歯
咬み合わせ部分の溝に、歯垢がたまりやすくなっています。小刻みに歯ブラシを動かし入念に歯垢を取り除きます。
●歯の根元
境目に歯ブラシをあてて回転させながらかき出すように磨きます。さらに、その角度のまま軽い力で前後に動かすと、歯周ポケットの歯垢除去ができ、歯周病予防につながります。
●歯と歯の間
歯ブラシを小刻みに動かし、毛先が歯と歯の間にとどまるように磨きます。
それでもお困りの場合には
かつらぎ歯科医院では、歯の治療だけでなく、歯ブラシの当て方や歯ブラシの選び方などもアドバイスしています。
オーバーブラッシングにならないような適度な力加減と正しい磨き方を身に付けて、お口の健康を維持しましょう♪
分からないことや不安なことがあればお気軽にご相談ください!