歯科用レントゲン写真の放射線量について★小児矯正・成人矯正の上牧町かつらぎ歯科医院
みなさん、こんにちは!矯正応援BLOGのキョウコです。
3月に入って、いよいよ花粉が猛威を振るい始めましたね。
大気汚染も加速しているようで、これからどうなっていくのか、不安を感じています。
もうすぐ、黄砂もピークを迎えます。
アレルギーをお持ちの方は、加湿とマスク着用、
自宅に持ち込まないこと・・・毎年大変です!
さて、矯正治療で、撮影するレントゲン写真ですが、どのくらい安全なんでしょうか・・・?
近年デジタル技術やX線の被ばく量が格段に少なくなって、一年に何回も
レントゲン写真を撮られているかたもありませんか??
内科で撮って、整形外科で撮って、耳鼻科で撮って、
・・・私も、よくレントゲンにはお世話になっています

20年ほど前は、一年に一回ではありませんでしたか?
技術は進歩しましたね・・・!
病院でも、「今年、レントゲン写真撮りましたか?」と聞かれなくなりました・・・。
矯正治療で良く撮影されるのが、
こんなレントゲン写真ではないでしょうか・・・??
頭部X線規格写真(セファログラム)


パノラマX線写真(パントモ)


例として、東京からニューヨークを往復して、宇宙から浴びる放射線量は、0.19mSvだそうです。
高度があがるため、宇宙からの放射線量が多くなっているらしいです。
飛行機が多いとは・・・意外でした!
日本人の年間被ばく量(全て、宇宙・大地・食品等、自然界からのもの)は、
1.5mSvだと言われていますね。
世界平均だと、2.4mSv(年間)・・・世界では、多い都市では10mSv(年間)もあるところが・・・!
それに対して・・・
上下顎を一度に撮影できるパノラマX線写真では、1回あたり、0.03mSv、
口腔内の限られた範囲を撮影する「デンタルX線」(症例のお写真のものです)の放射線の量は、
1枚あたり、約0.01mSv(ミリシーベルト)
歯科用CTは、1回あたり、0.1mSv(1回)
海外出張が多い、ビジネスマンに比べれば、かなり少ないといえますね!
宇宙からも、自然界にも存在する放射線の知識をしっかり持って、
安心・安全に暮らしたいですね!
キョウコ