6歳臼歯ってなんだろう?小児矯正は北葛城郡のかつらぎ歯科医院へ
みなさん、こんにちは。矯正治療中の方も、まさにこれからブラケットを装着される方も、治療したいな~とご検討中の方も、
歯並びを気にされているみなさんを応援!! 「キョウコ」 です!
今年のお米は豊作のようですね


関西から北は、頭を重そうに垂れている稲穂が美しく


裸になった田んぼをみると、いよいよ冬の気配も感じられます。

しみじみしている場合じゃなかった!!もうすぐ、新米が食べられます



さて、前回に引き続き、お子さんの成長に関してです。
矯正治療の開始の目安に、「6歳臼歯が生えたころ」と聞いたことはありませんか?
はて・・・?うちの子は六歳臼歯生えたのかしら~?なんて思われた方、
六歳臼歯って、実際はどこに生えてくるのか、わかりますか???
前から何番目ってわかればいいんですが、なかなかはっきり記述がない!
糸切り歯の後??って書いてあったけど、どれ??と悩まず、ここは専門家に聞くことにしましょう!
今回は、歯科衛生士のAさんに6歳臼歯について聞いてみました!
【キョウコ】6歳臼歯って、どの事ですか~???
【Aさん】キョウコさん、6歳臼歯は大人にもありますよ!
抜歯などされていなければ、奥から3番目です。
大人で言うところの「第一大臼歯」ですね。
【キョウコ】え!乳歯じゃないんですか??永久歯なんですか??
【Aさん】そうですよ。6歳臼歯は、初めて生える大人の歯、『永久歯』なんです。
とぉ~~~~ても大切な歯ですよ。
この歯は、食べ物をすりつぶし、砕いて消化を助ける大切な役目があります。
だから、この歯が悪いと、食べ物が満足に食べられないで、
お子さんの成長に支障が出てしまうんです。
【キョウコ】すごく大切な歯なんですね・・・。
歯並びや咬みあわせにかかわることもあるんですか??
【Aさん】永久歯は、この歯を基準に順番に生え変わっていきますから、
大切な位置決めをしていますよ。
虫歯になって失ったしまったら、大変なことになります!
歯並びの基準を失うので、ガタガタになってしまいます。
お子さんの歯並びを整え、健康に周りの歯が生えるためにも、この歯が生えた時に
かかりつけの歯医者さんを見つけて、
きれいにクリーニングをして健康に保つことがとっても大切ですよ。
虫歯になりやすい歯でもありますしね。
【キョウコ】どうして虫歯になりやすいんですか?
【Aさん】奥歯ということで、特に磨きにくい位置ですね。
上面には食べ物をすりつぶす溝が細かくあって、
そこに汚れが詰まって、虫歯ができやすいんですよ。
まだ歯磨きが上手でない年齢ですので、
特に仕上げ磨きが重要です。うっかりしているとすぐ虫歯になってしまうんです。
成長が大きいこの時期は、食べ物をいっぱい摂取したい時でもあります。
特に甘いものがおいしく感じられる年齢でもあるのです。
大きくなるためには、食べることはやめられませんので、いつでもリスクは付きまとっています。
【キョウコ】生えた時から大切にし続けなければいけないんですね

【Aさん】そうなんです!!この歯の寿命は一般的に40年程度と言われています。
短いですよね、6歳で生えるわけですから、46歳には抜けてしまうリスクが高いなんて・・・。
寿命を延ばすのは、お母さんとお子さんのケアと歯医者さんのケアにかかっているのです。
クリーニングでは、お子様にもわかりやすいブラッシングの指導もしていますので、
親子でプラークコントロールをぜひ始めましょう!
【キョウコ】Aさん、詳しくありがとうございました。
さて・・・私を含め、家族の第一大臼歯は、46歳まで持つのか心配になってきました。
まだまだお肉やお魚、バクバク食べたい年齢ですよね。80歳でもステーキや焼き肉、するめ、芋たこ南瓜

お子さんの歯ももちろん、クリーニングできれいにして、歯の寿命をのばすことは健康な人生をおくる鍵になるのですね!
キョウコ