院長先生のちょっといい話 Blog

ついに小型滅菌器Lisaを導入!!

皆さん、こんにちは。奈良県北葛城郡上牧町かつらぎ歯科医院 歯医者のめがねザルです。

本日も夢に向かって、全力で生きます!!
医療を良くする!!歯科医院から JOY を造ります!!
そして皆で、いい歯科医院つくりましょう。

最幸についてますよ。
(かつらぎ歯科医院では只今歯科衛生士を募集中です。)

本日は木曜日で休診日ですが、朝早くから医院のほうでアメニティーの責任者Mさんと消毒・滅菌室で色々と打ち合わせをしていました。

なぜなら、今日本で考えられる歯科の滅菌器で最高峰の「Lisa」を導入することにGoサインを出したからです。

「Lisa」は、ヨーロッパのメーカーW&Hステリライゼーション社からだされているもので、ヨーロッパ基準(EN13060)で最も厳しい基準をクリアしたクラスBオートクレーブです。

当院が目指している「安心・安全・最高の歯科治療を提供する」ということにも合致しています。

実は、私の歯科の主治医でもある師匠のK先生のところにもあったからです。高価なものなので随分悩みましたが、スタッフの意識も洗浄・消毒・滅菌という認識でレベルが高く共有できましたので導入しました。

「Lisa」の特徴
●滅菌前のパルス真空(プリバキューム)は真空と蒸気の注入を交互に繰り返すことにより、チューブ状の内部や多孔体内部の残留空気を抜き、蒸気を細部の奥まで行き渡らせるようにします。この時点での温度は50℃から最高で100℃になっています。(残留空気があれば蒸気が行き渡らず、滅菌が内部まで行えないことになります。)

●滅菌係留時間は、残留空気を抜いた後に加圧しながら滅菌チャンバ内の温度を上げ、最終的に2.16気圧下/135℃でプログラムにより4分間から18分間、1.16気圧下/121℃で20分間滅菌します。

●パルス真空、乾燥は、真空を引くこととバクテリアフィルターを通した清浄な空気を入れることを交互に繰り返すことで水の沸点が下がり、低い温度でも被滅菌物内部の蒸気を抜き水分を蒸発させ乾燥させることができます。リサではこの時点での乾燥時の温度が約80℃と低温のため被滅菌物を傷める恐れが無く、またドアを開けることなく乾燥できるため外部の雑菌を入れず、滅菌終了時には完全に乾燥した状態で取り出せます。

患者様に喜ばれること、目に見えないことだとしてもこれからも考えていきたいと思います。

 
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